2015年05月09日

認知症高齢者と赤ちゃん人形

「赤ちゃん人形を媒介した認知症高齢者とのコミュニケーション」という論文をネット上で発見したので、ご紹介します。

この論文の著者は、滋賀医科大学の畑野相子教授です。研究内容は、「認知症高齢者と赤ちゃん人形(以下人形とする)を媒介したコミュニケーションの過程を分析し、その特徴を明らかにすること」です。

論文では、

@赤ちゃんのイメージにつながる形態の人形は子育てに関する深層心理を顕在化させ援助者に伝達された。人形に名前を付けることで自分の人形になり感情表出が豊かになった。
A言語的コミュニケーション機能が低下した場合、身体接触は言語を補足する意味を持ち、人形と身体接触することは他者との関係性を持つことにつながる。
B視線が合うことが重要であり、人形は開眼している方が好まれ、EC を促す効果が期待できる。
C感情表出の上で同じ言動の繰り返しの重要性が示唆された。感情の伝達に人形が果たした役割は、イメージの具体化と自分の欲求を人形に移行して現実世界への橋渡しをすることにあった。

と、赤ちゃん人形に認知症高齢者への効果があると説明しています。


詳細は、論文の掲載先をご参照して下さい。↓
http://r-cube.ritsumei.ac.jp/handle/10367/5453
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